2020年3月31日

今日から、朝日新聞の「語る」というコーナーで建築家の伊東豊雄さんの特集が始まります。

伊東さんは世界的な建築家で、オリンピックの国立競技場のコンペで、同じく世界的な建築家の隈研吾さんと競合された方です。

 

1941年生まれで、同じ年の生まれにやはり世界的な建築家の、安藤忠雄さんがいらっしゃいます。

お二人とも、僕が建築を勉強しはじめた頃に、建築界の若手として活躍されていて、その後、あれよあれよという間に世界的な建築家になられました。

 

僕にはどうしてもその頃の印象が強くて、若手というイメージがあるのですが、とんでもないことで、いまや建築界の大御所です。

早いもので、今年でもう79歳になられるんですね。

 

安藤さんは大病をされて何回か手術されたのは知っていましたが、伊東さんも昨年1月に倒れられたのは知りませんでした。

お仕事には戻られているようですが、これまでのように話題作を造ってもらいたいものです。

 

伊東さんの設計の建築で、このあたりで有名なのは「岐阜メディアコスモス」という図書館です。

僕も見に行きましたが、とてもいい図書館です。

 

全体が広いワンルームの空間で、湾曲した木の天井に覆われ、各コーナーはブローブと呼ばれるふくよかな天蓋のようなもので囲われて、独特なインテリアになっています。

 

そして、これだけ広い空間ですが、柱が細くての柱の存在が気になりません。

視線が通って、程度に空間が分けられ、人々が思いおもいに本を読んでいます。

まだ、行っていない人がいたら是非、体験してほしい建築です。

 

 

 

 

 

しばらくは毎日の新聞が楽しみです。

 

 

 

 

 

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