06:土地のお困りごとは何ですか?

2019年9月30日

住宅を建てるには、まず土地がなくては建てれませんよね。

この土地には、狭い土地、変形な土地、高低差のある土地、すごく細長い土地など、様々な個性があります。もちろん法規制も含めてですが。

 

この土地の個性によって、できる住宅もいろんな個性を発揮します。

ですからどんな土地でも住宅は建てることが可能ですが、問題は、住宅が発揮する個性を、住む方が受け入れることができるかどうかだと思います。

 

例えば、10坪くらいの極端に狭い土地では、上に伸びる住宅になりますので、階段が廊下のようなものです。

階段と仲良くできなければ、この住宅に住むことはできませんよね。

あるいは、鋭角三角形の土地では、部屋は全て四角形とはいかず、台形の部屋もでてくるでしょう。

四角い部屋にこだわる場合はちょっと難しいかな?

細長い土地では、おそらく日当たりを確保するために,中央に中庭をもうけることになると思いますが、これはかえって居心地が良さそうですね。

 

このように、土地の持つ一見デメリットと思える要件も、いろんな解決の方法があり、そのデメリットによって、かえって面白い住宅ができることもあるのです。

 

広い土地は、悩む必要がありませんが、癖のある土地は、その癖をどう解決するかが問題で、これは素人の方には想像ができない領域だと思います。

 

建築士はこうした問題を解くのが大好きです。

こうした土地でお悩みの方は、是非、設計事務所にご相談されることをお勧めします。

 

みなさん、嬉々として取り組んでくれることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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