引き続き名城大学建築学科

~ 研究室にはいるには ~

当時、大学では研究室に所属するのは4年生からでしたが、この志水研究室は2年生から所属します。2年生では希望者は全て入れますが、正式な研究室生(ゼミ生)ではありません。

正式なゼミ生になるのは3年生からです。この2年生の間に設計者としての適正があるかどうか、様々な課題が出され、そして振り落とされていきます。

 

これらの課題は3年生から出されます。もちろん大学の設計課題とは全く別です。

この課題全てに合格して初めて正式なゼミ生としての選抜を受ける資格ができ、最終的に志水先生が選抜します。

 

こうした課題は、先生がこの先、私たちが設計業界に出て、すぐ仕事が任せてもらえるように手の訓練と称して、取り組ませたものです。

 

当時は今と違いコンピュータのない時代ですから、図面は全て手書きです。

一般的には大学をでてすぐの人は、図面として使える線がまず、かけません。

 

就職した時に、こうした訓練が生きてくるのです。線が書ければ、次の段階に早く進めますからね。

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