2020年6月26日

先日、情熱大陸で藤森照信さんの特集をやっていました。

 

自然素材を使い、草屋根が特徴の独特な建築を造られる建築家です。

できた建物は、ホント、「ジブリの世界」です。

 

滋賀県のお菓子の老舗の「たねや」さんの本社でもある「ラコリーナ近江八幡」とか、多治見モザイクミュージアムなどが有名です。

 

どちらも見に行きましたが、とても楽しい建築です。

いわゆる近代建築とは全く違う建築で、ほのぼのとした気持ちにしてくれます。

 

僕が学生時代だったころは、藤森さんは有名な「建築史家」だったんですよ。

それが突如、45歳の時に建築家デビューです。

その時は大変驚きました。

 

「え! 歴史家が建築を設計するの?」。。。すごいな。

 

僕が得に印象に残っているのは「タンポポハウス」です。

屋根一面にタンポポが咲いているのです。

「何だこりゃ!」って感じでした。

 

屋上庭園という考え方は当時からありましたが、屋根に植物なんて、よくやったなー、なんて思っていましたが、

屋根に植物を植えるのは「芝棟」といって大昔から人類の生活にあったそうです。

 

そいった歴史的背景があるから、自信をもってやってこられたそうです。

 

さすが歴史家ですね。

 

藤森さんの建築は手造り感満載で、とても味のある建築です。

今後の作品も楽しみです。

 

そして、番組をみていて特に感じたこと、それは藤森さんの毎日が楽しそうなこと、「いいなー」 と思います。

だからこんなに楽しそうな建築ができるんですね。

 

「建築楽し!」です。

 

 

 

ラコリーナ近江八幡

 

 

 

 

多治見モザイクミュージアム

 

 

 

 

Categorised in: