2020年2月11日

写真は中日新聞より

 

この冬は暖冬でしたが、とうとう昨日名古屋でも初雪が降りました。

なんと119年振りの最も遅い雪の記録更新だそうです。

ほんの少し降っただけで、積もりはしませんでしたが、やはり雪が降ると冬だなという感じがしますね。

 

雪でふと思いましたが、雪って軽いのか、重いのかどちらだと思いますか?

実は雪って結構重いんですよ。

 

雪は、ぱらぱら降っているのを見ていると、とっても軽いように思ってしまうのですが、これが積もると重いんです。

特に水分の多いボタン雪が重いです。

 

降り積もってくると、自重で締め固められて1mほど屋根に積もると1㎡あたり500Kgくらいになるようです。

 

昔、田村設計時代に新潟の六日町で設計をしましたが、この六日町は豪雪地域です。

 

屋上に空調機の室外機を置いていたのですが、その上部に屋根の補強のブレースがありました。

ブレースといっても、直径が13mmくらいの細いものですが、ここに雪が積もり、それが落ちてきたのです。

 

そして室外機は破損してしまいました。

積もった雪が落ちてくると大変危険なんですね。

ですから雪国での設計はとても注意を要します。

 

名古屋では雪が積もると、一面銀世界で綺麗だななんて思いますが、雪国の人たちは冬の間、雪下ろし、雪かきなどまさに雪との戦いなんですね。

 

そんなんことを思った1日でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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