2020年7月22日

 

延期になっていた、京都御所での高御座の一般公開が今月の18日から始まっています。

高御座は紫宸殿(ししんでん)という、即位の礼や大嘗祭などの重要行事が行われる建物に展示されています。

 

ただ、ここ最近はまたコロナの感染が広がってきています。

早めに行かないと、行けなくなるかもしれないと思い、思い切って行ってきました。

梅雨がまだ明けていませんが、幸運にも天気に恵まれました。

 

改めて、京都御所の敷地の大きいことに驚きます。

 

中はとても静かで、落ち着きますね。

 

 

遠方にテントが見えますが、ここで整理券を配っていて、それをもらって中に入ります。

検温と、荷物チェックを受けて順路に沿って見学です。

ちなみに見学は無料です。

 

奥さんと二人、とても楽しみにしていましたが、

下の写真のような、こんな高御座の実物を近くで見れるんだと、期待は膨らむばかりです。

 

 

 

さて、いよいよ、紫宸殿です。

 

高御座が見れます。

 

ロープの周りをぐるぐると廻って近づいて行きます。

 

でも、

 

ちょっと、遠くない?

 

 

 

 

最前列では、こんな感じです。

 

 

 

 

これでも手を思いっきり伸ばして写しているんですよ。

実際には、ほぼ階段しか見えません。

 

さらに、すだれも下りていますので、高御座はほとんど見えません、

おまけに中は真っ暗で、よくわからない。

 

え!これでおしまい???

 

てっきり、中に入って見れるものだと思っていたのに、全くの期待外れでした。

 

有料でもいいから、もっと近くで見せて欲しかった。

 

これでは一般公開と言っても、全く見せる意思がないのではと、思ってしまいます。

 

しかし、考えようによっては、庶民とはほど遠い、格式ある建築に高御座が納まっている、こんなリアリティがいいのかもしれません。

 

それでも見たかった。

 

東京での公開を見るべきだったかな。

 

残念。無念。

 

せっかく名古屋から行ったのにな。。。。

 

・・・ということでした。

 

 

 

 

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