1977年 名城大学建築学科入学
~ 建築との出会い、憧れの研究室 ~
建築学科に入学したものの、どんな建築がいい建築で、かっこいいのかさっぱりわかりません。
そんなんことでよく八事方面の高級住宅街に自転車で走っていき、見学したものです。
今ならストーカーに見えたかも知れませんね。
ただ、建築の勉強といっても何をしていいのかよくわからず、悶々とした日々を過ごしていました。
そんな1年生のある日、建築計画という授業が終わった後にドスドスと先輩らしき人達が教室に入ってきました。
そして、こう言うのです。
「私たちは志水研究室の者です。今研究室でウィリアム・ヴァン・アレンコンペという国際学生コンペ(設計競技のことです)に取り組んでいますが、手が足りません。君たちで手伝ってもいいという人がいたら研究室に来て欲しい」と。
この時の颯爽とした先輩たちの姿がとてもカッコよく、絶対に手伝いたいと思いました。
そして、研究室の門を叩きました。
研究室では先輩たちと志水先生がコンペの打ち合わせをしているのですが、専門用語が飛び交いメチャクチャ格好よく、すごく眩しく感じたものです。
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