2023年1月23日

僕の家は、内外ともコンクリートの打ち放しです。

 

ということは、断熱をしていないということですので、その結果として、冬は極寒の室内環境となります。

 

とにかく寒いのです。

 

壁かけのエアコンはあるのですが、暖かい空気は上にいってしまうので、床に座っていると、冷気があちこちから襲ってくるわけです。

 

部屋が一向に暖まらないのです。

 

そんなわけで、冬のエアコンは期待できないということで、これまでは石油ファンヒーターを使っていました。

 

これは床に置いてありますから、暖かい風が吹いてきて、体を温めてくれます。

 

 

が、しかし、ファンヒータがある側の体は暖かいのですが、その反対側はやはり冷気が襲ってきます。

 

当然ながら1日中ファンヒーターを点けておけば部屋は温まりますが、石油がすぐなくなって、勿体無いわけです。

 

 

「家の燃費」という考え方があります。

 

これは断熱性能が良ければ、冷暖房に要するエネルギーは少なくてすみます。

 

これは燃費のいい家と言えます。

 

一方、断熱性の悪い家は冷暖房に要するエネルギーは多く使います。

 

これは燃費の悪い家と言えるわけです。

 

僕の家は、とても燃費の悪い家ですから、1日中暖房をするなんて考えられない。

 

そんなわけで、いつも冬は「寒い」「寒い」と嘆いて暮らしていました。

 

また、石油ファンヒーターは室内で燃焼するわけですから、室内の酸素を消費し、不完全燃焼すれば一酸化炭素の発生するリスクもあります。

 

酸素が消費され、水蒸気も発生しますので、1時間に1、2回換気もしなければなりません。

 

暖かい空気が逃げてしまいます。

 

 

そして、室内で燃焼するわけですから、どう考えても体には良さそうには思えない。

 

そこで、この寒い環境をどうしたら良いか、真剣に考えました。

 

まず、コンクリート面を少なくするために腰壁を断熱し、窓面にある障子は、壁いっぱいの四本引きとして障子で壁を覆ってしまいます。

 

そして、問題の暖房器具は、いろいろ検討した結果、床置きのヒートポンプエアコンとしました。

 

今回、採用した床置きエアコンはダイキン製ですが、これの良いところは、エアコンの上下から温風が出るところです。

 

これならば、これまで床面が寒くてしょうがなかったのが、改善することができるはずです。

 

 

 

 

 

 

そんな計画で、今回は腰壁と、エアコンの工事をやりました。

 

ちょっと心配なのは、エアコンは理論的にはわかるのですが、本当にこの超寒い部屋で、効くのかどうかです。

 

不安半分、期待半分でした。

 

昨年末に工事をしましたが、結果は、

 

 

「バッチリ」でした。

 

 

スイッチを入れれば、ほんの数分で暖かく感じてきます。

 

しばらくすると、部屋中が暖かくなります。

 

こんな暖かい部屋になるなんて、まるで夢のようです。

 

まさに寒い部屋の「救世主」といった感じなのでした。

 

 

もう冬も怖くないぞ!

 

 

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