こんな擁壁のある土地、購入前に要チェック!

最近の長雨、そして立て続けに襲ってくる台風。
その影響で住宅地の古い擁壁が崩壊するという事例が
いくつか起きているようです。
これは、擁壁の裏に雨水が侵入し
だんだん溜まって、その水圧で擁壁を押してしまうからなんですね。
高低差のある土地の場合、敷地を水平にするために
どうしても擁壁が必要となってきます。
これから土地を購入しようとお考えの方で、
擁壁のある土地を検討されている場合は、
この擁壁が果たして構造的に大丈夫なのか、
とても気になるところだと思います。
擁壁って、なかなか素人の方が見てもわかりませんものね。
そんな擁壁について詳しくは、「建築あれこれコラム」の
「住宅地の擁壁は大丈夫?種類・強度・調査方法・修繕・保証まで徹底解説」
をご覧いただくとして、ここでは
購入前にどうしてもチェックしていただきたいことを、
まとめてみます。
擁壁の周辺環境条件
- 水抜き穴があるか・・・水抜き穴がなかったり、塞がっていないか(一般的には3㎡に1箇所あります)
- 水のしみ出しがあるか・・・擁壁表面が常に湿っていたり、水が流出していないか
- 排水施設はあるか・・・擁壁の上の地盤に排水溝があるか、排水溝にズレや、破損、クラックがないか
擁壁の変状のチェック
- クラック(ひび割れ)について・・・擁壁の中央付近に水平方向のクラックがないか、縦、斜めのクラックがないか
- 水平移動について・・・擁壁同士に水平方向のズレがあるか、
- 不動沈下について・・・擁壁同士に縦のずれはないか
- 出隅部(コーナー部)について・・・コーナー部に、開き、クラック、水の滲みだしがないか
- ふくらみについて・・・擁壁全体が前方へ膨らんでいないか
- 傾斜・折損について・・・擁壁面が前傾したり、途中で折損がないか
上記にあげた各項目で、該当する部分があれば、その擁壁は要注意です。
購入する前に専門の方に見てもらいましょう。
症状が軽ければ、補修の費用も抑えられると思います。
擁壁のある土地では、他にも検討すべきことがあります。
特に建物の位置をどこにするかという問題です。
次回のブログでは、擁壁のある土地で、家を建てる場合の注意事項をまとめてみたいと思います。
擁壁のある土地をご検討の方で、「この擁壁大丈夫かな?」と不安に思っている方、
写真を送っていただければ、私の分かる範囲でご相談にのります。(無料)
下記にてご連絡ください。

