60代夫婦の終の住処|夫婦それぞれの居場所はどこ

60代になると、子供も独立し夫婦二人の生活になります。

二人なら、広い家も必要なくなり住まいを見直す方も

いらっしゃるのではないかと思います。

コンパクトな家に建て替えたり、リノベーションしたり。

そこで、ちょっと考えて欲しいことがあります。

お互いの居場所どこ?

特に旦那さんの居場所はありますか?

夫婦とはいえ、1日中顔を突き合わせて生活できるのか。

ちょっと窮屈ですよね。

自分の親を振り返って見ても、

よく父親は散歩に出掛けていました。

それも半日ほど。

きっと、これは母親から「邪魔だから、外に行ってて」

なんて言われたのでしょう。

狭い家でしたから。

以前、僕が設計した60代ご夫婦の家でも、こんな要望を聞きました。

「夫婦でも、1日中顔を合わせていると、とても窮屈だから、お互いちょっとした居場所が欲しいんです」

気配は感じるけど、姿が見えない距離感がいいとのことでした。

確かにそうだよなと妙に納得しました。

僕の場合では、奥さんはほとんどキッチンにいて、

LDKが居場所です。

一方、僕は自宅の1階に事務所がありますから、

この事務所が居場所になっています。

距離感、ちょうどいいです。

さて、先ほどのご夫婦はどうしたか。

設計では、ダイニングの横に、ちょっとこもれる畳2畳ほどの

コーナーを設けました。

そこでは、アイロン掛け、お昼寝ができます。

そして、吹き抜けの中にロフトを設けて、そこが旦那さんの書斎です。

空間的には一体ですが、姿は見えません。

いい感じの距離感ができました。

お互いの居場所、大事ですよね。

夫婦円満の秘訣かもしれません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次