02:建築士のいろいろ

2019年8月22日

建築士は私たちのような設計専門の設計事務所の他にも、ハウスメーカーにもいますし、建設会社にもいます。

一定規模以上の建物の建設には建築士の設計監理が法的に義務付けられているからです。

 

自分で言うのもなんですが、建築士というのは基本的に建築が大好きで、お人好しが多いと思います。

ですから、どこに所属する建築士さんでも、一生懸命設計してくれると思います。

ただ、ちょっと違うのはしがらみの有無でしょうか。

 

ハウスメーカーに所属する建築士さんは、恐らく会社の基準の中で設計をし、建設会社の建築士さんは施工のしやすさを優先せざるを得ないかもしれません。

でも設計事務所の建築士は純粋にお客様の要望を形にしていきます。なんのしがらみもありませんから。

もちろん、上記のようなしがらみがあってもいい設計はできます。それが建築士の腕といったところでしょうか。

 

さて、建築士にはさらに下記のように3つの資格に分類されます。

 

1)木造建築士

2)2級建築士

3)1級建築士

 

これらの資格で設計できる規模が延べ床面積と建物用途によって細かく規定されています。

大雑把にご紹介すると

 

木造建築士は木造の2階建以下で延べ床面積300m2以下まで、

2級建築士は木造で3階建以下で延べ床面積1000m2以下まで、

木造以外で3階建以下で300m2以下まで、

1級建築士は制限なしです。

 

以上が建築士のいろいろです。

 

建築士には確かに3つの資格がありますが、設計するための必要条件ではありますが、それが設計の上手い下手をあわわすものではありません。

ですから、1級建築士の資格を持っていても設計の出来ない人もいます。

 

建築士がどこに所属し、どんな資格であっても、最も大切なのは建築に対する姿勢ではないかと思います。

 

さあ、僕も真面目に設計しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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