2020年7月10日

しばらく前ですが、平針に行ったおりに、ちょっと感じのいいマンションを見つけました。

マンションの建物はたくさん建っていますが、デザイン的にはなかなか制約が多いような気がします。

 

一般的には、入り口がある通路側のデザインと、ベランダ側のデザインがメインとなりますが、デザイン的な要素も同じですので、どうしても似たり寄ったりになってしまいます。

 

最近は、ベランダ側を縦横のフレームのように区切って見せたデザインとか、あるいはベランダの各住戸の間仕切りを上まで通して、垂直基調にしたデザインとかが多いのかなと思います。

 

そして、手すりはすっきりしたガラスであったり、アルミ手すりだったり、あるいはそれらの組み合わせだったり、みなさん特徴を出そうと頑張ってデザインされています。

 

この平針のマンションも垂直基調のデザインですが、外壁のタイルがとてもいい感じでした。

 

3色のタイルを水平に張り分けて、若干のランダム感がきめ細かい表情を作っていて、そして少しでっぱった通路側のデザインも床の水平ラインと、壁の垂直ラインと、それに挟まったアルミ手すりがとてもシャープに、すっきりと納まっています。

 

色合いも落ち着いていますよね。

 

そういえば、僕に家の近所にもかっこいいマンションがありました。

このマンションは外壁が打放しコンクリートで、少しハードですが、とてもかっこいいです。

 

夜景も綺麗です。

 

 

 

 

 

 

設計者が一生懸命考えたであろう建築を見ていると、自分も頑張ろうと励まされます。

 

街を歩いていて、こうした建築を見つけるのも楽しいものです。

 

 

 

 

 

Categorised in: