2020年9月7日

4日の午後に守山の倉庫の配筋検査に行ってきました。

朝からものすごい大雨で、「こりゃ、配筋検査大変だ。やめたいな」なんて憂鬱になっていました。

でも、ラッキーにも午後からは雨も止んで、滞りなく検査できました。

 

9月中旬からは鉄骨の建て方がはじまります。

 

今回は裏側の3方向が2mほど地面に埋まります。

半地下みたいなものですね。

 

そこで、実験的にクールヒートトレンチっぽいことをやってみました。

裏側に見えているグレーの配管がありますが、これがそのトレンチです。

 

これは換気する時に、外の新鮮空気をこの地中に埋まった配管を通してから、室内に入れて、少しでも空気の温度を下げようというのもです。

 

実は、地中の温度というのは年中一定でなんですよ。

 

そこで、そうした特性をを利用して、この地中の中の配管の中に外の空気を通すことで、夏は空気の温度を下げ、冬は温度を上げて、空調の負荷を軽減するという省エネの考え方です。

 

今回は空調はありませんので、換気することで、室内の温度を少しでも下げよう、あるいは上げようという配慮です。

 

但し、ある程度深ければ地中の温度は15度程度で一定ですが、今回はせいぜい1mほどの深さしかありません。

 

それでも地中の温度は、最も暑い夏の8月で最高26度前後、最も寒い冬の2月で最低9度前後のようです。

 

こうしてみると、温度差は10度前後ありそうですよね。

 

どの程度の効果があるか、楽しみです。

 

結果がわかったら、またご報告しますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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