2024年11月12日

来年の4月以降に着工する住宅から省エネ基準の適合が義務化されます。

 

あわせて構造関係規定の改正もあるということで、説明会に行ってきました。

 

会場は名古屋国際会議場です。

 

初めて行きましたが、ホールはずいぶんと広く、その中をエスカレーターが縦横無尽にはしっています。

 

 

 

 

30分前につきましたが、すでに多くに人が来ていました。

 

 

 

 

数百人の席がありましたが、ほぼ満席とのことです。

 

席は椅子のみでしたが、説明用のテキストが何冊かあり、ペラの資料も数枚あるので、見るのが大変でした。

 

机が欲しかったなー。

 

おまけに僕の両隣は体の大きなおじさんで、狭いこと狭いこと、窮屈な講習会でした。

 

 

 

さて、本題ですが来年の4月着工する住宅から省エネ基準に適合することが求められます。

 

この省エネ基準とは、断熱等級でいうと等級4に当たります。

 

(この基準ではまだまだ十分とは言えませんが、今後徐々に適合基準が上がっていくようです。)

 

そして注意すべきは、基準が着工時期ですから、もし3月にこれまで通りの設計で確認申請が降りていても、着工が4月になってしまうと完了検査時に省エネ基準への適合が必要となってしまいます。

 

そうなると、もし省エネ基準を満たす設計になっていない場合には、検査済証が発行されませんので、着工時期の際どい設計は注意が必要です。

 

 

 

構造関係でも改正があります。

 

昨今、木造建築物における省エネ化等により建築物の重量が増える傾向にあります。

 

太陽光パネルを屋根に乗せたり、断熱材の厚みが増したり、ガラスが複層ガラスやトリプルガラスになるなど増えています。

 

そこで、耐力上必要な壁量や柱の径の基準が見直されました。

 

いろんな係数が細分化されたり、新たに計算式が設定されたりしています。

 

 

 

 

省エネ法やら、構造規定など改正があるのはいいのですが、申請時における我々建築士さんのやることがどんどん増えます。

 

えらいこっちゃ。

 

 

しかしながら、こうした改正をするたびに、国交省の方々や、えらい先生方が基準を決めたり、計算式を検討したり、さらにはその説明用の資料や動画を造るなど、その準備は膨大だと思います。

 

さらに、今回はわからに人のためにサポートシステムも作るそうです。

 

 

至れり尽くせりといえるかもしれません。

 

 

そう考えると、文句を言わずにやるしかないですね。

 

 

 

 

 

 

 

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