2019年12月15日

松坂屋でファインアートコレクションが開催されていたので、見に行ってきました。

百貨店での開催では最高規模ということでしたが、錚々たる方々の作品がいっぱいありました。

 

特に草間彌生さんの作品が多く、最新作も展示されていました。

そのほかには、浮世絵にはじまり、岡本太郎、千住博、東山魁夷、梅原龍三郎、ピカソ、シャガール、マリーローランサン・・・数えきれないです。

 

また、注目の若手画家の方々の絵もありましたが、その一人である松下雅寿さんという若手画家の方とお話ができました。

梅原龍三郎さんの孫弟子になるそうですが、風景画を描かれています。

 

僕は絵のことは全く知らない素人ですが、いろんなお話を聞けました。

 

風景画は写生とは違い、ありのままを描くわけではなく、自分なりの解釈で描くのだそうです。

ですから、スケッチ段階で、構図に邪魔な木はなくしたり、あるいは思い描いたイメージのために木をふやしたりして見る人がいかに絵にスーと入っていけるかを考えるそうです。

また、色も目に焼き付けた景色ををもとに自分の解釈で色付けをするようです。

 

風景画は創作なんですね。

 

構図で悩み、バランスの取り方で悩み、描いては眺めてと1ヶ月程かけて描くそうです。

 

そんなお話を聞いていると、かたやアート、こちらは建築設計とジャンルは違いますが、悩めることは同じような事なんだなと画家の方に対する親近感のようなものを感じました。

 

ほかにもテクニック的なこともお聞きでき、ジャンルの違う方のお話はとても興味深かったです。

 

 

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