
「設計事務所へ相談するのは初めて」
住宅(店舗や商業施設なども同じですが)をつくりたいと思ったとき、ほとんどの方は
- 有名なハウスメーカー
- 広告で目にする中堅工務店
- フリーペーパーで名前を見たことのある地元工務店
こういったところへ相談されることだと思います。
これらの選択が間違っているということはありません。ただ、知っておいていただきたいことがあります。
それは、建物づくりでは必ず「設計図」を作ってからでなければ施工に移れない、という事実です。
ということは、建物づくりでは施工業者が提案する工法や提供する技術力もさることながら、設計図がきちんと作成されていなければいけないのです。
ありきたりな家で良いですか?
あなたがこれから家を建てようとお考えの場合、
- ありきたりなデザイン
- 可もなく不可もない間取り
- 最低限の住宅性能
こうした内容の住宅で問題ないのなら、先ほどお話したハウスメーカーや工務店に相談すれば、平均的な水準の住宅を建てることができます。
しかし、せっかく大きな資金を使って住宅を作るのなら
- ありきたりなデザインは嫌だなぁ
- 使い勝手の良い間取りがいいなぁ
- 耐震、断熱なども含めて性能の高い住宅が安心だなぁ
このように考えておられるのなら、施工の効率化を優先してしまいがちなハウスメーカーや工務店ではなく、あなたの夢のマイホームの元となる設計図をゼロから描き出す「設計事務所」へご相談いただきたいのです。
「夢の設計」を目指す住宅設計
当社は設計事務所です。そのため、施主様が持っておられるイメージや御要望などを汲み取り、夢のマイホームの元となる「夢の設計」を目指して、一つ一つ考え抜いたプランニングを行っています。

では「夢の設計」とは具体的に表現すると、どのようなことだと思われますか?人によって異なるとは思いますが、当社では次のように定義しています。
- 住む人のライフスタイルに合った家
- 生活しやすく、合理的な動線で、かつ生活が豊かになる魅力的な空間
- 和風、洋風、モダン、タイル貼り、板張りなど自分の気に入った快適なデザイン
- 漆喰、珪藻土、和紙、天然木など素材感のあるこだわりのインテリア
- 断熱性、気密性の高い快適な家
- 天井の低い部分や大きな吹き抜けなど空間的なメリハリがあり、自然光豊かな魅力的な家
- 狭さを感じさせない開放的な間取りで、庭へと一体的につながる広々とした家
いかがでしょう。こうした夢の設計は、材料・工程・工法などに制約がない「設計事務所」だからこそ実現できることです。
というのも、ハウスメーカーや工務店さんの場合、どうしても「工事をする=家を建てる」部分に注力した設計となるため、使われる材料、工法による制約ができてしまう場合もあります。その結果、決められた選択肢から選ぶことが多くなり、本当に自由に設計できる部分が少なくなってしまいます。
仮に、どうしても選択肢以外から選びたいとなった場合、費用が跳ね上がるケースがほとんど。
本当の意味で「自由設計」にこだわりたいなら「設計事務所」へご相談いただけるのが最適です。
「足立和太建築設計室」が
設計する上で気にしていること
当社では、代表自らお話をお伺いし、自分で住宅の外観デザインや間取りなどの設計図を描きます。



また、これまでの経験と知識から、より使い勝手が良くなるご提案も行っておりますので、施主様が相談時に描かれた簡単なスケッチ、ご要望の概要をそのまま図面にしただけというようなことはありません。
気をつけてください
こんな提案にはこれまでご依頼いただきましたお客様からの話で「これはひどい」と感じた提案があります。
ある60代のご夫婦が、中規模ビルダーに相談されました。ご夫婦が中規模ビルダーさんの営業担当者へ要望などをお話され、営業担当者から出てきた提案を見てみると、、、
- 土地の方位、日当たり、周辺環境を全く考えていない平面計画
- 建物、駐車場、庭の最適な土地利用を考えていない配置計画
- 広い空間を狭く間仕切っただけの間取り
- 使い勝手の悪い動線計画
ひとことで表現するなら「お客様のことを考えていないプランニング」だったようです。ただし、このご夫婦、最初は「こんな感じなのか」と若干ひっかかる部分はありつつも納得されていたご様子。
こうしたことが起きるのは、ハウスメーカーなどでは、多くの場合が間取りは設計士ではなく、営業担当が間取りを作るからです。営業担当は設計の専門家ではありません。
このように「ひどい提案」であっても、お客様は具体的に「おかしい」とは判断しづらいのも事実です。
しかし、このご夫婦は最初に感じた「何か納得できない」という感覚が残っていたため、当社へご相談いただきました。ご相談いただいた結果として、先のような「ひどい提案」であったことが判明。
仮に元のままの提案で家を作っていたなら
- 使い勝手が悪く、毎日の生活にストレスを感じる
- 日当たり、風通しが悪く気分の晴れない毎日
- 潤いのない生活
このような要素を含んだ家が出来ていた可能性があります。
住宅設計において
「使い勝手が良い」というのは「当然」
住宅設計において、使い勝手が良いのは「当然」のことです。
まず考えなくてはいけないのは敷地利用です。
例えば、住宅を建てる際には次のようなことを検討します。
- 道路と敷地の関係はどうなっているか
- 敷地の周辺環境はどうか、そして隣家の高さ、窓の位置を確認
- 敷地の方位、日当たりの条件を確認
- この敷地でひらける方位はどちらで、閉じる方位はどちらかを検討
上記のことを考慮して、「駐車場」「庭」「建物」の配置をまず考えなくてはなりません。
道路からアクセスしやすい位置に駐車場を設け、日当たりの良い位置、あるいは景色の良い位置に庭を設けます。
そして、庭に面して「居間」を設けるようにプランニングします。
このように、建物の間取りに入る前に敷地利用を考えて置かなければ、いつまでも満足いただける住宅は完成しないのです。
こだわりの住宅づくりを検討されているのなら、ぜひ「設計事務所」へご相談ください。
