建築設計あれこれコラム– category –
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家の湿気対策の基本と実践|押さえておきたい除湿4つの方法
梅雨や夏のジメジメ、冬の結露など、家の湿気は私たちの暮らしにさまざまな影響を及ぼします。湿度が高い状態が続くと、壁や床、家具にカビが生えやすくなり、木材の腐食やクロスの剥がれなど家の劣化を早めてしまいます。また、ダニやカビはアレルギーや... -
エアコンの能力は大きすぎてもムダ?|省エネにつながる適正サイズの選び方
エアコンを選ぶとき、「広めの部屋だから大きめの機種を選べば安心」と考えていませんか?確かに大きいエアコンはパワーがありますが、実は能力が大きすぎると、かえって省エネにはならないことをご存じでしょうか。 例えば、設定温度にすぐ達することで、... -
崖地に家は建てられる?知っておきたい建築の制限と注意点
「崖地に家を建てることはできるのだろうか…」こんな疑問を持つ方は少なくありません。都市部や郊外で条件の良い土地を探していると、どうしても傾斜がある土地や崖の近くの土地に目が向くことがあります。しかし、崖地は平坦な土地と違い、建築の際にさま... -
住宅地の擁壁は大丈夫?種類・強度・調査方法・修繕・保証まで徹底解説
近年、住宅地で擁壁の崩落事故がニュースで報じられることが増えています。特に高低差のある宅地では、住宅や道路、隣地の安全を守るために擁壁が欠かせません。しかし、古いブロック擁壁や無筋コンクリート擁壁など、築年数の経った擁壁では、耐久性や強... -
杉材の魅力を徹底解説|外装・床材で人気の理由と選び方
住宅に自然素材を取り入れたいと考えたとき、必ず候補に挙がるのが「杉」です。日本各地で育ち、古くから建築に使われてきた杉は、木目の美しさや柔らかな質感、軽さと加工性の良さから、内装・外装を問わず幅広く利用されてきました。特に近年では、外装... -
名古屋の狭小地で自然素材の外壁の家を建てるには|準防火地域でも施工可能な木の外壁と注意点
都市部の狭小地で家を建てる場合、限られた敷地を有効活用しつつ、快適でデザイン性の高い住宅にするには工夫が必要です。とくに、外壁に自然素材を使った家は、木の温もりや漆喰の質感など、見た目だけでなく住み心地にもこだわりを反映できる点が魅力で... -
建ぺい率・容積率とは?知らないと損する家づくりの基本ルール
家を建てるとき、必ず耳にするのが「建ぺい率(けんぺいりつ)」と「容積率(ようせきりつ)」という数字です。土地に対してどのくらいの建物を建てられるかを法律で定めたルールであり、これを理解せずに土地を購入したり設計を進めたりすると、思ったよ... -
マンションの間取りがみんな同じに見えるのはなぜ?|戸建てなら叶う自由な暮らし
マンションの間取りを見比べたときに、「どの物件も同じように見える」と感じたことはありませんか?南北に長い長方形の住戸で、北側に玄関、両隣に腰窓のある洋室が2つ、廊下に沿った水回り、バルコニーに面したLDK、それに隣接する和室──配置は違っても... -
住宅の窓は引き違い窓が多い理由とは?メリット・デメリットを建築士が解説
家づくりを考えるとき、外観や間取りと同じくらい大切なのが「窓の選び方」です。窓は光や風を取り入れる役割だけでなく、断熱性や防犯性、そして暮らしやすさにも大きな影響を与えるため、どんな種類を選ぶかによって住み心地が変わります。 そんな中で、... -
庭もないのに掃き出し窓?よくある間取りの疑問を建築士が解説
多くの住宅で、南側に大きな掃き出し窓がついています。「日当たりがいいから当然」と思われがちですが、実際にその窓を活用しているでしょうか。 庭やデッキに面している場合は外に出やすく、開放感も得られるので便利ですが、庭がないのに設置されていた... -
24時間換気だけでは不十分?レンジフードの排気が引き起こす思わぬ問題と対策
住宅の換気については、建築基準法で「24時間換気設備」の設置が義務付けられています。そのため、多くの方が「24時間換気さえ入っていれば、家の中の空気はいつもきれいで安心」と考えがちです。確かに、居室の空気を一定量入れ替える仕組みとしては有効... -
最新の住宅防犯対策|空き巣から家族を守るための住まいづくり
近年、空き巣や侵入窃盗などの住宅犯罪は都市部だけでなく、郊外や地方の一戸建て住宅でも発生しています。侵入犯罪は手口が巧妙化しており、従来の鍵や窓の防犯だけでは防ぎきれないケースも増えてきました。こうした犯罪は、家族の安心な暮らしを脅かす...