I 邸 現場レポート(建て方編)

I邸の工事がだいぶ進んできました。
今回は建て方の様子と屋根工事までをご紹介します。
I邸の基本情報
地域:名古屋市内
構造:木造2階たて
性能:高気密・高断熱住宅(断熱等級6)、耐震等級3
特徴:耐震性能を高めるため、制振装置を設けています。暖房は床下エアコンを採用。
現場レポート
それでは順番に見ていきましょう。
土台伏せの様子
基礎が完成した後に土台を伏せていきます。

次に床下地の合板を張り込みます。厚みは28mmあります。
昔は床を作るには土台、大引、根太という順番で下地を作ってから、床の合板を張りましたが、今の工法は手間のかかる根太を省き、厚みのある合板を張る工法になってきました。これを根太レス工法と言います。

足場建ての様子
床下地が完了すると、いよいよ建て方です。
そして、建て方の前に足場を準備します。

建て方の様子
建て方は敷地にクレーンを横付けして行います。
まずは柱から建てていきます。

柱が建ったら、次は梁、そして2階、屋根へと進んでいきます。




屋根の梁が組み終わりました。
今回は屋根の梁は「登り梁」として、天井を張らずに化粧でみせています。
内部側から見てみましょう。

規則正しく並ぶ「登り梁」がリズミカルです。
登り梁が組まれたら、すぐさま屋根用の構造用合板を張り、屋根の断熱工事にすすみ、さらにその上に合板を張って屋根下地まで一気に作っていきます。

屋根に断熱材を敷き込んでいます。
今回は断熱性能の高いネオマフォームを120mm入れています。

屋根まですすみ、今日の建て方はこれで完了です。
次回は内部の様子、制振装置、断熱材などの様子をレポートします。