2021年6月5日

「春日井の家」も外壁の下地がほぼ完了してきました。

 

今回のお家では、お施主様のご希望で、サッシはシャッター付き引き違い戸を採用しています。

 

 

 

 

 

ハウスメーカーの住宅などを見ていると、ほとんどがこのシャッター付サッシではないかと思います。

 

確かにシャッターで保護されますから、防犯上も防災上も良いと思います。

 

ただ、難点は壁から出っ張っり、かつシャッター部分がどうしても目立ってしまい、すっきりしません。

 

できれば普通サッシで、外壁にサラリと納めたいところですが、施主要望ですから、さて、どうしたものか 。。。

 

 

 

 

そこで、今回の設計ではこのシャッター付きサッシを木枠で囲ってしまい、カモフラージュすることにしました。

 

こうすれば、出っ張り部分が木の表情になり、かえって外壁のポイントになります。

 

本来であればアルミサッシではなく、木製戸としたいところでなので、木の表情が出ることはイメージ的にも良くなります。

 

 

 

問題は自然素材ですから、経年劣化し、朽ちてくることです

 

ただ、それは味わいでもあると言えます。

 

しかし、最悪の場合、腐って、取り換えなければならないというリスクもあります。

 

 

そんなことを、ろいろお施主様に説明したところ、

 

「木枠、つけましょうや」

 

と ご理解がいただけました。

 

 

出来上がりもずいぶん気にいっていただいています。

 

 

今日は、外装の色もきまり、残すところの工期は3か月。

 

これからどんどん仕上がってきます。

 

先が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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