
「春日井の家」も外壁の下地がほぼ完了してきました。
今回のお家では、お施主様のご希望で、サッシはシャッター付き引き違い戸を採用しています。
ハウスメーカーの住宅などを見ていると、ほとんどがこのシャッター付サッシではないかと思います。
確かにシャッターで保護されますから、防犯上も防災上も良いと思います。
ただ、難点は壁から出っ張っり、かつシャッター部分がどうしても目立ってしまい、すっきりしません。
できれば普通サッシで、外壁にサラリと納めたいところですが、施主要望ですから、さて、どうしたものか 。。。
そこで、今回の設計ではこのシャッター付きサッシを木枠で囲ってしまい、カモフラージュすることにしました。
こうすれば、出っ張り部分が木の表情になり、かえって外壁のポイントになります。
本来であればアルミサッシではなく、木製戸としたいところでなので、木の表情が出ることはイメージ的にも良くなります。
問題は自然素材ですから、経年劣化し、朽ちてくることです
ただ、それは味わいでもあると言えます。
しかし、最悪の場合、腐って、取り換えなければならないというリスクもあります。
そんなことを、ろいろお施主様に説明したところ、
「木枠、つけましょうや」
と ご理解がいただけました。
出来上がりもずいぶん気にいっていただいています。
今日は、外装の色もきまり、残すところの工期は3か月。
これからどんどん仕上がってきます。
先が楽しみです。
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