
写真は中日新聞より
この冬は暖冬でしたが、とうとう昨日名古屋でも初雪が降りました。
なんと119年振りの最も遅い雪の記録更新だそうです。
ほんの少し降っただけで、積もりはしませんでしたが、やはり雪が降ると冬だなという感じがしますね。
雪でふと思いましたが、雪って軽いのか、重いのかどちらだと思いますか?
実は雪って結構重いんですよ。
雪は、ぱらぱら降っているのを見ていると、とっても軽いように思ってしまうのですが、これが積もると重いんです。
特に水分の多いボタン雪が重いです。
降り積もってくると、自重で締め固められて1mほど屋根に積もると1㎡あたり500Kgくらいになるようです。
昔、田村設計時代に新潟の六日町で設計をしましたが、この六日町は豪雪地域です。
屋上に空調機の室外機を置いていたのですが、その上部に屋根の補強のブレースがありました。
ブレースといっても、直径が13mmくらいの細いものですが、ここに雪が積もり、それが落ちてきたのです。
そして室外機は破損してしまいました。
積もった雪が落ちてくると大変危険なんですね。
ですから雪国での設計はとても注意を要します。
名古屋では雪が積もると、一面銀世界で綺麗だななんて思いますが、雪国の人たちは冬の間、雪下ろし、雪かきなどまさに雪との戦いなんですね。
そんなんことを思った1日でした。
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